浄水器の問題・トリハロメタン、鉛、カルキの問題 ■水についての豆知識

浄水器は安心?  出てくるものは結局のところ水道水

「浄水器」を通した水道水、ご家庭でも使われているところが多いと思います。事実、ある程度の残留塩素やカビ臭といったものを取り除いてはくれますが、基本的に水道水の塩素(カルキ)を除去することを目的に開発されているのでトリハロメタンをはじめとする有機塩素化合物や赤錆などに対応している機器は少なく、特にまだ数多くある鉛管から溶け出した鉛除去のついた浄水器はほとんどありません。

高額な優れていると言われている機器でもカートリッジを定期的に交換しないと逆に雑菌が繁殖してしまいます。

実際には上記のような問題を解決できる浄水器も販売されておりますが、、結構なお値段にびっくりすると思います。なお、耐用年数5年~7年も考慮しますと、購入金額だけでなく、定期的にカートリッジの交換費用もかかりますので、トータルコストを考えますとかなりの出費を余儀なくされます。

初期投資が高額で、ランニングコスト(カートリッジの交換)もかかり、かなり高くつくのが現状です。

水にもいろいろ!  本物の天然水は?

ナチュラルミネラルウォーター

特定水源より採水された地下水のうち、地下を移動中または地下で滞留中に地層中の無機塩類(ミネラル)を溶解してきた、いわゆる鉱化された地下水を容器詰めしたもので、ろ過、沈殿及び食品衛生法で定められた加熱殺菌以外の物理・化学的な処理を一切行っていないものをいいます。

ナチュラルウォーター

ナチュラルウォーターと同じく、特定水源より採水された地下水を原水として容器詰めされたものですが、無機塩類(ミネラル)が少ない、即ち、鉱化の度合いが少ない原水を用いたものをいいます。勿論、ろ過、沈殿及び食品衛生法で定められた加熱殺菌以外の物理・化学的な処理を一切行ってはいけません。

ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターと同じく、特定水源より採水された地下水を原水とし容器詰めされたものですが、許されている処理用件以外にナチュラルミネラルウォーター本来の成分を意図的に変化させるような、下記の処理を行ったものをいいます。・複数の原水を混合した場合・規程以内のミネラルの加除を行った場合・ばっ気などを行った場合

ボトルドウォーター

上記のもの以外のもの、即ち、蒸留水や水道水などを原水として用いた場合または、特定水源より採水された地下水を原水として容器詰めしたものであっても、原水の本来成分を大きく変化させるような処理をおこなったものをいいます。但し、食品衛生法に基づく殺菌が必要である。

「富士の響き」「古都の天然水」「日田の誉れ」は
ナチュラルミネラルウォーターです。

ミネラルをたっぷり含んだ天然水を、最小限の製造工程で安全な飲み水に作り上げていますので、純粋な天然水そのものの味わいが楽しめます。 また近年話題になっている海洋深層水は、海水を逆浸透法などによって淡水処理した水であることから、ボトルドウォーターに分類されるのが一般的です。 スーパーなどでよく見かけるようになったRO水(逆浸透膜浄水)もボトルドウォーターに分類されます。

国や産地等の環境によりミネラル成分や味が異なります。

飲みにくい、飲みやすい、硬い、重い、やわらかい等、飲み比べてみると随分と評価が違うと思います。
特に外国産の天然水と日本産の天然水では違いが顕著です。日本産の方が飲みやすい、と感じられる方は多いと思いますが、ではいったいなぜ、そんなふうに感じるのでしょう?

日本全土に降る雨や雪の送料は年間6430トン。
傾斜の高い山地が多く、平野が狭いため、降った水のほとんどはすぐに河川を通じて海へと流れ込みます。地中に滞在する時間が少なく、地中の鉱物成分が溶け込むヒマもない状況です。そのため、日本の水は、ミネラル分の少ない軟水が多いと言われています。
また、日本は地理的に国土のほとんどが火山地帯に属しているために、もともとミネラル分が少ない地層に水が染み込み作られるナチュラルミネラルウォーターの多くは、外国産よりもミネラル分が少なくなりがちです。
これに比べ、ミネラル分が多量に含まれているのが、ヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターです。
地中滞在時間の長さ、石灰岩の分厚い地層など、ヨーロッパにはミネラル分を多分に含んだ水を作り出しやすい環境があります。
ただ、このようなヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターは、日本人にとって「飲みにくい」と感じられるとも言われているのです。

「軟水」「硬水」という言葉を聞いたことがあると思います。ミネラルが多く含まれるほど水は「硬く」なり、ヨーロッパ産のミネラルウォーターのほとんどは硬水にあたります。 逆に日本産の水の多くは、ミネラル分が比較的少ない、いわゆる軟水。 ミネラル分が多量に含まれたヨーロッパ産の硬水は、軟水に慣れた日本人の体には、受け入れがたく感じられるというわけです。

市販されているペットボトルで硬度比較

*海外の水*

コントレックス 1551 ヴィッテル 307
エビアン 304 ボルヴィック 60
クリスタルカイザー 38

*日本の水*
六甲のおいしい水 84 南アルプスの天然水 30
アサヒ富士山バナジウム 29 サッポロバナジウムウォーター 19

*コスモウォーター*
古都の天然水 30 30
日田天然水 62 富士の響き 53